自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

駅までの道をおしえて

新海娘の演技、予告で見た時は❝酷いな、どこが天才子役なんだ?❞と思ったが、本編で見ると、まぁ良かった。というか、これ、アイドル映画だな。それから、小児性愛者には見せない方がいい…。着替えシーンやパンチラがある…。

とりあえず、動物と子どもが出てきて、ファンタジー調の生と死の描写とかがあれば、それだけで泣いてしまうような人には絶賛される映画なんだろうが、そうでない人にはクソ映画でしかないなと思った。

個人的には、同じ動物と子どもが出てきて、ファンタジー調の生と死の描写がある映画だったら、「ワンダフル」シリーズの足元にも及ばないなと思った。

それにしても、声のみの出演の本作を含めて、かすみんが今年出た映画は全部、突っ込み所満載な作品だな。

本作は、なんかモノローグという名のナレーションで説明しすぎ。なので、映画としての出来はダメダメ。それに、新海娘の10年後って設定らしいが、何歳なんだ?実年齢だと学年で18年上だよね…。どうでもいいけれどさ。

あと、突然、犬がいなくなったりとか、説明不足も多すぎる。それから、鉄道・駅の描写も無理矢理すぎる。

まぁ、犬と新海娘の可愛さプラスかすみんで許されてしまうという映画なんだろうな…。ガッキーや綾瀬はるか、あおいたんあたりの映画出演量が減ってきたおかげで、いまや突っ込み所満載映画はかすみんの専売特許になりつつあるな…。

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