自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

青春時代 松本いちかさんデビューイベント

一応、マスコミ業界にいる人間、しかも、プロフェッショナルな人間として

①自腹で鑑賞する

②著名人に握手やサインを求めない

この2点をモットーにしている。

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①に関しては、取材などで事前に試写会などで映画を鑑賞しておく必要がある。仕事上の付き合いで招待されたコンサートに出かける。などといった場合を除けば、基本、映画・演劇・コンサート・展覧会などは自腹で鑑賞することにしている。

業界人の中には「映画は試写会で見るもの」「演劇やコンサートは招待されて見るもの」「業界人なんだから、金払って見るなんてアホじゃないの」みたいな考えの連中が多いが、ぶっちゃけ、こういう連中は何本映画を見ようと、何回コンサートに行こうと、何の知識も蓄積されないと思う。やっぱり、自腹で見ないと、身につかないと思うんだよね。イチ観客として見れば、冷静にその作品の良いところ、悪いところが分かるからね。招待されてただで見たのでは、冷静な批判なんてできないしね。

②に関しても、取材相手や一緒に仕事する人間とプロとして接する上では、握手やサインを求めるなんてもってのほかだと思う。さらにいえば、プライベートの場で、自腹で出かけたとしても、握手会やサイン会、撮影会などの接触イベントにも行くべきではないと思っている。後者に関していえば、万が一、こちらがマスコミ業界の人間と相手に分かった場合、ほかのイベント参加者との待遇が異なってしまう可能性があるから。というか、取材現場などで相手に「あいつ、この前、握手会にいたよな?」なんて思われてしまうのが嫌というのもあるかな。まぁ、握手に関しては米国の著名人なんかだと、取材現場で相手から握手を求めてくる場合があるので、そういう場合はするけれどね。ちなみに、これまで、サインをもらわないというポリシーを2回だけ破ったことがある。1回はロッド・スチュワート。もう1回は岩男潤子。握手に関しては明らかに公私混同でしてもらったのはリッチー・サンボラ。これだけ。

ロッドとリッチーに関していえば、同じ職場の人間に一緒に行こうと誘われて、断るのもなんだしなということで付き合っただけ。なので、ロッドのサインなんて、何十年も前から職場でよく見る水性の赤ペンでしてもらったぐらいだし。岩男潤子に関していえば、職場の人間に「お前、取材しているうちに洗脳されてオタクになっただろう?」とからかわれたので、意地になってもらった部分もあった。まぁ、実際、この取材がきっかけで薄れていたアニメに対する興味が復活したのは事実だし。

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で、そんな話を長々とした理由というのは、ポリシーを破って、こういう接触イベントに行ってしまったから。しかも、撮影・サイン・握手全てあり。コンサートとか舞台とかに出演するような人でない。でも、実物が見たいというのが禁を破った理由。握手会に行ったのなんて、ナンノ以来だ…。

それにしても、松本いちかは可愛い!

思わず、ハロプロのことについて聞いてしまった。

AV現場って、アニメやアイドルの現場とも違うんだね…。

あまり、アイドルが好きそうなファンも自分の目や耳に入る範囲ではいなかったし…。

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