自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」

テレビ版は1話も見ていないが、全5部作の映画として再構築するということだし、女性キャラクターのデザインも好みだし、この機会に見てみるかと思い鑑賞することにした。

 金曜日の正午頃の回なのに結構混んでいた。他人のことは言える立場ではないが、この人たち、仕事とかないの?と思ったりもした。

そして、シネコンらしからぬ入場列が作られていたので、ガチなアニオタが客層の中心であることもすぐに理解できた。

 それから、ファースト・ガンダム世代に不評と言われていたのも納得した。ファースト世代は体育会系脳の連中が多いから、萌え系や腐女子系の要素もある「Gレコ」を毛嫌いするのは分かる。あと、ガンダムのデザイン、格好悪いしね。

 でも、女性キャラは魅力的だし、右も左も批判するような政治的立ち位置は良いと思うし、とりあえず、次の映画も見てみたいかなとは思った。

それにしても、5部作とこれだけたっぷり時間を取った作品でも総集編系アニメ映画にありがちな唐突なつなぎになるんだな…。

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