ラストレター

ツッコミどころ満載の作品だった。当然、ご都合主義だらけ。

手紙のやりとりも明らかに不自然だし。時系列的にもどうなのよって部分もあるし。

それから、仙台市泉区というのを強調し、タイトルが「ラストレター」なんてなっているから、「もしかしたら、大震災オチの映画か？」と思ったりもしたが、全然関係なかったし。

まぁ、ともに2役の広瀬すずと森七菜が可愛いので許せてしまうが。

そして、広瀬すずといえば、この人って、やっぱり、主演とかヒロイン役よりも助演ポジションの時の方が良い演技をするよなと改めて思った。

 それにしても、この映画のキャストって、アニメっぽいよな…。主演（後半は出番少ないが）の松たか子は「アナ雪」だし、広瀬すずには「打ち上げ花火」や「ルパン」がある。森七菜は「天気の子」。神木隆之介に至っては「君の名は。」をはじめ、ジブリ作品など多くの作品で声優を務めている。さらには、庵野まで出ている。

まぁ、支離滅裂な話はアニメだったら許せたような気もするしね…。

ところで、劇場で福山雅治（後半は実質主演だった）のクリアファイルが売っていたが、それを見て、やっぱり、福山ってアイドルなんだなというのを実感した。そりゃ、結婚して一気に人気が落ちるわけだ…。

 あと、どうでもいいけれど、福山とすず&七菜の絡みは、AVによくある久々に実家に帰省したら、姪っ子とか、知り合いの子どもが成長していて、我慢できずにエッチしてしまった系の設定のやつにしか見えないな…。