自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

第54回スーパーボウル ハーフタイム・ショー

チーフスの優勝は50年ぶりか…。生まれていないな…。
個人的には25年ぶりの優勝になるはずだった49ersにちょっと期待していたりしたが…。
自分が小中高の頃はアメフトといえば、49ersってイメージもあったしね…。

 

それにしても、ハーフタイム・ショー、明らかに反トランプな演出だよね。
「レッツ・ゲット・ラウド」に「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」をマッシュアップさせたのは、どう見ても移民に対して差別的な発言をするトランプのオッさんへの批判だよね。あと、女性とか子どもの権利を訴えているってのも感じたかな。
とりあえず、J.ローは「レッツ・ゲット・ラウド」は絶対歌うだろうなとは思っていたが、予想通り歌ってくれた。マイアミが舞台で、ラテン色を出すハーフタイム・ショーだから、マイアミ・サウンド・マシーンのエミリオ・エステファンが提供したこの曲を歌わないわけがないと思っていたし。
ニューヨークの曲「ジェニー・フロム・ザ・ブロック」を歌ったのは、ちょっと謎だけれど…。


それから、シャキーラスーパーボウルでワールドカップの曲を歌ったのは、ちょっとビックリした。しかも、南ア大会公式ソングの「ワカ・ワカ」と、ドイツ大会の公式コンピ盤収録の「Hips Don't Lie」の両方を披露したとは!


それにしても、J.ローの「ウェイティング・フォー・トゥナイト」とか、シャキーラの「ホウェネヴァー、ホウェアエヴァー」といった感動系でない曲で泣いてしまった…。久しぶりに聞くと、いろんなものが込み上げてくるな…。

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