HKT48「3-2」

「3−2」は今年出た秋元系アイドルのシングル表題曲では、一二を争う良作じゃないかと思った。これを糞曲だなんだと言っている連中は単にMIXが打ちやすいかどうかでしか曲の良し悪しを判断していない連中だとしか思えない。まぁ、ぶっちゃけ、この曲がHKTのライブの定番になるとは全く思えないが…。

 それにしても、3-2って本当、恋愛に限らず、友情でも仕事でもそうだよね。3人でグループを組むと、どうしても2対1になってしまうもんな…。だから、邦楽だろうと、洋楽だろうとトリオ編成のグループって、メンバー間に恋愛感情があろうとなかろうと、いつの間にかデュオになってしまうんだろうね。

 3人組で2:1になると1になった方は本当、孤独を感じるもんな。残り2人と一緒にいるくらいなら、本当に孤独になった方が＝1人で動いた方が気が楽って感じ。「俺いらないじゃん！」って思いながら、残り2人といるのは辛いよね。そして、自分はこの1の方になる率が高い。恋愛・友情・仕事問わず。

 2人組なら1:1になっても、それはお互い様だから、何でもないし、4人以上10人未満のグループで○:1になった場合は、1になった人物はそれほど孤独を感じない。

 例えば、4人組バンドが3:1になった時というのは、1になったメンバーが残り3人と合わせたくらいの、場合によってはそれ以上の人気や実力を持っているケースが多い。（その1人が完全に他の3人より人気や実力が劣っているというパターンもあるが）

 そういう、人気や実力という評価によって、3:1になっているから、1になったメンバーは怒りを感じたりすることはあっても、孤独感というのは少ない。

 ちなみに、10人以上のグループで○:1になったら、それは単なるいじめ！

だから、○:1になって、1になった方が一番孤独感に苛まれるのは、やっぱり、トリオ編成なんだよね。

しかも、この曲の歌詞で言っているように、誰も悪くないんだよね…。

4人組バンドが3:1になる時には、嫉妬のようなものがきっかけとなるし、大所帯でいじめのようなものが発生する際にも、嫉妬とか生理的に受け付けないとか、そういう不条理なものが要因となることが多い。

 でも、3人組で2:1になる時って、自然発生的なことが多いんだよね…。これが辛い！

本当、秋元康って、こういう描写を描くのうまいよね…。

ところで最近、店舗の多くが営業自粛しているので、コミック誌・週刊誌以外のコンビニで買えないような雑誌や書籍、CD、DVDなどのほぼ全てが通販での購入になっている。そして、勤務体制や流通事情などの都合もあり、発売日に届かないのもデフォルトになっている。

なので、別々の発売日のものがいずれも配送が遅れた結果、同じ日に届くということも多くなっている。本来なら異なる日に届くから個別に払っていた配送料が、同時に届くので、何か倍取られてボッタくられた気分になるんだよな…。まぁ、仕方ないんだけれどね…。