自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

映画館に一度も行かない5月

東京都が休止要請などを6月1日午前0時からステップ2に進めると発表した。
これにより、この日から映画館の休止要請が緩和されることになる。
ということで5月は24年5ヵ月ぶりに月に一度も映画館に行かない月になることが確定した。職場の派閥闘争に巻き込まれて、20代半ばにして窓際族にされ、ストレス過多で映画館に行く気が起きなかった1995年12月以来ということになる。
今回は映画館に行く気力はあったのに、そもそも都内の映画館が営業していないという人生初の非常事態によるものだからな…。
本当に新型コロナウイルスの感染拡大というのが戦争レベルの非常事態だとうのを実感する。
 
ところで、ここのところ連日、都内の感染者数が二桁を超えているのに、しかも今日(29日)は20人超えなのに、解除のステップを緩くするのは意味不明!
右寄りの思想の人間も、左寄りの思想の人間も、政治議論が好きな連中の多くは「経済!経済!」と言っているし、小池は都知事選が控えているから、そういう連中に受けがいいように経済優先でステップを緩くしているとしか思えない。
結局、個人や企業になるべく援助したくない。でも、これ以上自粛させるとさらなる援助が必要。だったら、経済を回して仕事に戻らせれば文句を言うヒマもなくなるってのがミエミエ。
 
そのくせ、音楽界にだけは相変わらず厳しい自粛を求めているのは腹が立つな。一番、政治に文句を言うのは音楽界だからか?

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