鬼頭明里ライブ「チケット代2倍問題」を考える

鬼頭明里のコンサートのチケット代が話題となっている。
座席数を半分に減らした分、チケット代を倍にして、それで観客ありの公演を強行するというと、一見、強欲の塊に見える。海外、特に米英なんて年内はコンサートは無理って雰囲気だし、国内でもEXILE軍団が年内の公演を取りやめたり、フェスが軒並み中止・延期になったりしているし、ジャニーズなんかも国や自治体のお伺いをたてながら慎重にやっている。あの強欲の代表みたいな秋元系だって、当面は無観客公演だしね。

そんな状況だから、強行するだけでも印象が悪くなり、「だからオタクは…」っていう偏見をさらに増長するし、しかも、チケット代倍額なんて、尚更、悪印象なのにね。
それでも強行するってことは、要は声優・アニソン系のライブは固定客以外ほとんど来ないってことなんだろうね。

邦楽・洋楽問わず、単独・フェス問わず、声優・アニソン系以外のライブには、何曲かなんとなく知っている程度のライト層が、話題だからとなんとなく見に来たりとか、友人・同僚・家族・恋人などの付き添いで見に来たりするけれど、声優・アニソン系ではそういう観客が少ない。
たがら、いつまでも公演を中止・延期にしたままだと、経営が成り立たないってのがあるのかな。
あと、固定客しかいないから、チケット代が高くなっても確実に見に来るって予想できるってのも大きいんだろうな。あと、ライト層が少ないから、❝村外❞にウイルスがばらまかれる確率も低いってのもあるかな？

同じオタク系でも、アイドルのライブにはライト層の観客は結構いるけれど、声優・アニソン系では少数派だもんな…。

追記
彼女のアルバム買ってしまった…。