自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

NGT48「シャーベットピンク」

反社会的勢力扱いされてしまったNGT48、1年9ヵ月ぶりの新曲を買った。

例の騒動以降、謝罪もどきや、茶番の裁判、劇場公演の休止などはあったにせよ、きちんとした活動休止はしていないんだから、本当、このグループやその運営は反省する気がないんだろうなというのを実感する。

そして、活動休止していないのに、1年9ヵ月もの間、シングル・アルバム、フィジカル・配信問わず、新譜をリリースできなかったし、それどころか、小銭稼ぎのベスト盤とかの類すらも出せなかったわけだから、いかに世間がNGTのメンバーやその運営に腹を立てていたかが分かる。

ぶっちゃけ、秋元系アイドルのオタクでも批判的な意見は多かったしね。NGTの握手会常連だけだよね、寛容的だったのは。

この1年9ヵ月もの間、今後、NGT名義の作品は買うのをやめようと思ったことも何度もあった。でも、買ってしまった…。

 

この復帰シングル「シャーベットピンク」、何よりも曲自体がいいんだよね…。
これ、秋元系アイドルが好きな奴だったら、99%以上の人間が気にいる曲だよ!
NGTってだけで聞く気にならないって人は除くけれど。
というか、どっかで聞いた曲だよね。まぁ、サビは完全にAKB48の「会いたかった」だと思うけれどね。
あと、カップリング曲「絶望の後で」の歌詞、タイトルからも想像できる通り、完全に例の騒動をネタにした歌詞だよね。本当、秋元康って、こういう自虐ネタ好きだよね。そして、こちらのMVは宇多田ヒカルの天然水のCMみたいな画で笑ってしまった…。

ぶっちゃけてしまうと、中井りか、嫌いじゃないんだよな…。
ブラックあるいはグレーとされるメンバーたちは絶対許せないが、彼女はこの連中とは別扱いだと思うしね…。だから、買ってしまったってのもあるのだが…。 

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