自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

弱虫ペダル

実写版「弱虫ペダル」を鑑賞。ハシカン出演映画史上最もツッコミ所の少ない作品だった…。しかも、感動できる…。

 

チャリでアキバまで行く高校生が主人公の作品だったが、よく考えたら自分も高校生の頃、よくアキバまでチャリで行ったな…。音楽・映像ソフトを買いにいくためだけれどね。当時はアキバに行けば、国内盤として出ているほぼ全ての音楽・映像ソフトが購入できたんだよね。タワレコの店別の品揃えでアキバ店が新宿や渋谷に続くポジションなのは、その時代の名残りなんだろうな…。ちなみに主人公は千葉からアキバまでチャリで通っていたそうだが、自分は墨田区からなので距離的には全然かなわない…。

 

この手のコミック・アニメの実写化作品って若手俳優が何かやっているだけで、学校と自宅と溜まり場くらいしか出てこないからショボく見える作品も多いが、本作はレース・シーンが多いことから結構、画は迫力があるものになっていた。

 

まぁ、特に大きな挫折とかもなく、血と汗と涙のにじむような特訓とかもなく、あっという間に主人公がレースの重要な場面を任される存在になっているのはどうかなとは思ったが…。

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