自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

ファーストデイ割引の日だが、睡眠不足なのであまりハードな映画は見たくないなと思い、
ジオウとリュウソウジャーの2本立てを見ることにした。
 
ジオウはノリダー登場に笑った。あと、ISSAの演技、なかなか良い。
それから、DA PUMPの主題歌「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」も良い。
「U.S.A.」に匹敵する中毒性のある曲だと思う。
 
平成をなかったことにして、もう一度やり直そうとする悪役(繰り返すが、アラフォーのISSAが好演)と、
平成ライダーたち(若手俳優)の戦いというのは、
何でもかんでも昔は良かったとし、新しい考えを否定し、ネトウヨ思想に傾倒する
老害のオッさん・オバはんを駆逐しなければ、日本は良くならないというメッセージにも思える。
やっぱり、「仮面ライダー」シリーズってのは反権力、極論を言えば左翼なんだなというのを実感する。
 
同時上映の「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」はやけにきたりえが
可愛い作品だった。というか、出てきてすぐは、きたりえだと気付かなかった。
あと、ピンク可愛い。

f:id:takaoharada:20190801201753j:plain