自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

SNS・ブログの遍歴

●各種掲示

 

最初は、いわゆる掲示板を閲覧するだけだったし、書き込みもほとんどしたことがなかった。2ちゃんねる時代には掲示板そのものから検索してスレッドを探したりもしたが、5ちゃんゃんねるになってからはまとめ記事を見ればいいやという程度になってしまった。

 

ニコニコ動画も個人的にはそんなに興味がない。というか、完パケ作品に別の人間が文字情報を挿入すること自体、嫌いなので(スーパーだらけの日本のテレビ番組が嫌いな理由でもある)、単なる視聴者の感想、場合によっては揶揄するコメントを映像にかぶせる行為なんてのは、その作品に対する冒涜だと思っている。

 

最初にそうした世界に能動的に入りこんだのは、ZZNメールとかいうサービスのフリーアドレスをゲットし、それ経由で何かの掲示板みたいなもので交流しようと試みたことだと思う。

まぁ、下心満載で、女子高生だかなんだかとアドレスを交換し、うまくいけばみたいな動機だったのだと思う。でも、1回だかなんだか、メールのやりとりをして、相手のリアクションが薄かったから、それ以降は全く進展させなかったし、このZZNメール自体、容量が少なくて使いものにならなかったから、Yahoo!メールのアドレスを作ってからは使わなくなったし、気づいたら、このアドレスも無効になっていたしって感じだった。

 

mixi

 

本格的にSNSやブログの世界に足を踏み入れたのは、多くの人と同様、mixiだと思う。でも、招待制だったから、いわゆるフォロー/フォロワー(FF)の関係になったのは職場で特に交流のある面々ばかりだったし、FF外の人から閲覧された形跡はあっても、その人たちとFFの関係になることもなかったので、正直、ブログのようなものを書いても、ほとんどマスターベーションみたいなものだった。

また、ちょっとしたグチのようなものを書くと、それが実世界でもすぐにギクシャクした関係になってしまうし、自分の嗜好やプライベートが職場に周知されてしまうので、正直、やっていて面白いのかどうか疑問にさえ感じていた。

 

それでも、このmixiの中で自分が当時、就いていた番組の担当コーナーにちなんだコミュニティのページを作ったりもしてみた。

 

それは、その日、番組で取り上げる話題やニュース、あるいは、いわゆる“今日は何の日”にちなんだ楽曲をBGMに番組と提携しているホテルのフィラー映像を流すというコーナーだった。

 

特にトピックがない時は、最新ヒットチャート首位曲とか、何年前の全米ナンバー1ヒットみたいなものをかけていた。

 

コレの選曲が結構、視聴者からは好評だったので、コミュニティを立ち上げ、連日、選曲理由とその楽曲にまつわるうんちくを語っていたのだが、結局、そのコーナーが終わるまでに、そのコミュニティに登録したのは自分以外のスタッフが1人いただけだった。全然、視聴者も反応してくれなかった…。

 

そして、mixi自体がオワコンになってしまい、何年もアクセスすらしない状況になってしまった。

 

Twitter

 

いまだに続いているのがコレだろうか。多くのユーザーとは異なり、本名でアカウントを開いているとはいえ、誰も知らないような人間をよく450人もの人間がフォローしているなと感謝しかない。

基本、フォローしてきた人に対しては、明らかに偏った思想の人とか、投資などビジネス的な勧誘目当てのもの、自らの意見は述べずリツイートばかりしているアカウントなんてのを除けばフォローバックすることにしているし、相手がフォローを解除すれば、こっちもそれに応えて解除している。

 

フォローを解除する人ってのは、こんなアカウントじゃなかったって思ったのが要因だろうね。何しろ、映画(邦画・洋画・アニメ問わず)・音楽(邦楽・洋楽問わず。アイドルやアニソン、ジャズ、クラシックなども含む)・アニメ(国産のみならず、ディズニーやアート系などの海外作品も含む)・声優・政治・経済・国際情勢など何でもかんでも呟くし、与党も野党も批判するから、ある呟きだけ見て仲間だと思った人は、別の呟きを見て、期待を裏切られたと思うんだろうね。

アイドルアカだと思ったら、政治批判しているとか、反自民アカだと思っていたのに山本太郎を批判しているとか、そういうので嫌になるんだろうね。 

 

そんな一つのテーマでしか呟かないなんてアカウントの無駄遣いだとしか思えないんだけれどな…。

中にはウヨ路線とパヨ路線を別アカで呟いているとウワサされる人もいるくらいだし、日本は“この道何年”みたいなのを絶賛するから、色んな路線を行ったり来たりするのは好かれないんだろうね。おかげで、ネトウヨにはパヨク扱いされ、パヨクにはネトウヨ扱いされてしまう…。

 

それにしても、一時期、一気にフォロワーが増えたが、アレはなんなんだったんだろうか?フォロー/フォロワーを増やしたい人がとりあえず、何かのきっかけで浮上してきた自分のアカウントをフォローしたってことなのかな?

 

ちなみに、フォロワーの中でリアルで知っている人間は現在は3人しかいない。まぁ、素性を明かさず、こっちの弱点を探るためにフォローしている人はいるかもしれないが…。

ちなみに、4年数ヵ月前にはもう1人いたけれど、こっちの“熱が出てダルい”みたいな呟きに対して、“自分は鍛えているので風邪はひきません”なんていうリプを返してきたので、頭が来て、そいつとは縁を切った。

ちなみに、そいつは社会保険労務士だ。社労士って、こういう性格の連中が多いんだよね。全然、労働者の味方ではない。そりゃそうだよね。社労士に報酬を払うのは労働者ではなく企業だからね。士業なんて、本当、クソな奴ばかり!

 

Facebook

 

結局、“友達”としてつながっているのは、知り合いもしくは知り合いの知り合いみたいな人か、クリック詐欺みたいなものに誘導したい連中ばかりだし、しかも、仕事関係でつながっている人間にしろ、同級生など仕事外の関係の人間にしろ、利害関係でゴマすりたい相手には“いいね”をするけれど、そうでもない奴はスルーしとけばいいやみたいな感じになっているのが明白化されているので、本当、嫌な感じ。

 

しかも、中高年が多いから、上から目線でコメントを付けてくるのが多いしね。なので、そういうのに嫌気がさして投稿するのをやめてしまった。

まぁ、仕事柄、メディアや著名人の公式コメントなどのチェックをするためにアカウントは残しておいた方が良いと思っているので、退会はせずにいるが。

 

Instagram

 

そもそも、リア充な生活をしていないから投稿するネタもなく、たまに、風景とか食べたものの写真とかをコメントを付けずにアップしていた。しかし、ほとんどフォロワーも増えないので、こちらも投稿するのをやめてしまった。

そして、こちらも、仕事柄、著名人の投稿をチェックするためにアカウントを残している。

 

Wix

ホームページというか、ブログというか、そういう個人ページをWixで作成してみた。テレビ番組のスタッフとして上から言われた原稿や台本を書くのではなく、自分のやりたい内容で記事を執筆し、それで収入を得たいので、執筆依頼の参考になるサンプル提供の場として開設した。

しかし、2年弱の間に400本の記事をアップしたが、ほとんどの記事が数回閲覧されただけで、ほとんど、意味がなかった。

当然、そのホームページに記入しておいたメールアドレスに連絡が来ることもなかった。なので、投稿するのをやめた。

 

はてなブログ

 

1日に1回もアクセスされないこともあったりするが、Wixに比べればアクセスされた方かな。とはいえ、1年9ヵ月ほどの期間で500記事を投稿し、トータルのアクセス件数が1万3千台だから、あまり、効果はあるとは思えない。なので、離脱することを決意した。結局、有料版で記事を書かないと拡散しないんだろうね。それって、養成所みたいなところに入っている俳優がレッスン料を出して映画に出させてもらうようなもので、限りなく詐欺だと思うんだよね。

 

●note

 

個人情報流出問題もあったので信用はしていない。そして、投稿者をクリエイターと呼んでおきながら、全然、こちらの収入にはならない。

投稿者をクリエイターと呼ぶということは、それなりに労を割いて記事を投稿すれば、編集側から記事執筆の依頼が来るのではないかと期待していたが、はじめてからの1年5ヵ月ほどの間に編集側からのアプローチはなかった。また、編集以外の人間からも執筆以来はなかった。

結局、編集側からすると、noteでは自分で記事に値段をつけられるから、有料で記事を販売し、そのわけ前を上納する人以外の存在、つまり、無料で記事をアップしている人はどうでもいいってことなんだろうね。だから、無料記事を拡散する気はないってことか。

また、編集以外の人間もただで読めるからアクセスするのであり、投げ銭をしてまで読みたいとか、ギャラを払ってまで無名の人間に記事を書かせたいとは思わないってことなんだろうなと実感する。

でも、Twitterと連携して告知すると、はてなブログを遥かに上回るアクセスがあるんだよね。“スキ”をつけられるなどリアクションを得られる回数もはてなブログより遥かに多い。なので、現時点では、一番投稿する意味のある媒体になっている。

 

Amebaブログ

 

アカウントを開設してはいるものの、現時点では何も投稿していない。たまに、自分が時々利用しているマッサージ店のブログを閲覧するくらい。ただ、今後、活用しようとは画策している。

 

●映画board

 

編集が承認しないと記事がアップされないというシステムで、いつまで経っても一度も記事がアップされないので、投稿するのをやめてしまった。

結局、編集の好むような記事しかアップされないってことでしょ。好かれるのは、宣伝記事みたいなものか、炎上狙いのもの。要は内容に関係なく金になるものってこと。

映画などに関する、評論やリサーチなんて、これっぽっちも求めていないというのが分かり、投稿をやめることにした。

 

以上が自分のSNSやブログの遍歴である。

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