自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

イソップの思うツボ

「カメ止め」で有名になった上田慎一郎監督の新作「イソップの思うツボ」を見た。
面白いか面白くないかと聞かれたら面白いと答える。でも、人にはススメないというのが正直な感想かな。
 
上田慎一郎という監督は、本作を3人の共同監督作品として発表しているし、正式な長編としては2作目となる次回作も夫人を監督補佐に迎えているようだし、長編を単独で監督するまでの力量はないのかな?
 
本作も、正式な長編2作目となる次回作も、広義では業界モノだし、あまり、この人には映画監督としてのキャパシティはないんだなというのは実感した。だから、去年の盗作騒動もさもありなんって感じかな。
 
業界モノといえば、「まいてまいて」とかいくらタレント業もやっている設定のキャラとはいえ、女子大生の台詞として出てくるのは嫌悪感を抱くな。
 
それから、本編途中でタイトルを入れたり、実はこうでした的なネタ明かしするのは、「カメ止め」と同じだからな…。
しかも、今回は明らかに、途中から存在が消されてしまったキャラもいるから、脚本の出来は「カメ止め」以下だったし…。きついことを言って申し訳ないが、パクリの一発屋だったな…。
 
パクリといえば、いまだに、「シ〇ク〇・セ〇ス」のパクリをやっていたな…。
やはり、上田慎一郎には映画的ボキャブラリーはないな…。
 
でも、主人公と2番手の女優はメチャクチャ可愛い。特に主人公なんて、いろんな表情が見られていい!
 

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