STU48 全国ツアー2019 〜船で行くわけではありません〜
見やすい会場ではないが、推しが1人しかいないグループなので、そのメンバーを追いかけていればいいから、そんなに見える・見えない問題では不満はない。
ただ、演出とか構成の面では不満に思うところは多かったが。
ところで、いわゆるライブスペースと呼ばれるスタンディングの会場でのコンサートだったが、開演から終演まで、ほとんど、自分の立っているポジションが動いていないって、ありえないよな…と思った。邦楽だろうと洋楽だろうと、アイドルだろうとロックだろうと、スタンディングで鑑賞していると大抵、観客が前へ行こうとしたり、見やすいポジションに移ろうとしたり、ジャンルによってはサークルとかが作られたり、さらに場合によっては厄介な連中が暴れたりするから、開演時とほぼそのままのポジションで終演まで迎えるってことはないのに…。しかも、終演まで足元に荷物が置いておけたって信じがたいほどだ。
NGTが例の問題で活動が縮小され、厄介なファンがSTUに流れたという説もあったが、このファンの様子を見ると、そうでもないな。動くのが億劫なオッさんファン、つまり、従来のAKB(本店)ファンが多いってことなんだろうな。そのせいか、セトリもAKBの曲ばかりだし。
最初のオリジナル曲「瀬戸内の声」や劇場完成記念曲「出航」といった代表曲的な持ち歌をやらず、「言い訳Maybe」とか、「大声ダイヤモンド」といった昔のAKB曲をやり、そういう曲が実際に盛り上がっていたのだから、やっぱり、ファン層は厄介ではなく、昔のAKBをもう一度的な人が多いんだろうなと実感した。
そして、不満点というのは、会場がライブスペースということに起因している部分が大きい。ライブスペースという会場を活かしていない・理解していない演出・構成が多い。普段の劇場公演やホールでのコンサートと同じことをやってはダメだと思う。
スタンディングの会場で、AKBグループのコンサートでおなじみのMCという名のダラダラトークをやってはダメだし、HKT以外のAKBグループではおなじみのメンバー自己紹介もこういう場ではたるく感じるし、プレゼントコーナーなんてのもモニターが設置されているならまだしも、ないんだから、後方の人にはなんだか分からないし、こういう会場ではやるべきではない。あと、キャプテンの誕生日を祝うコーナーはアンコール曲も全て終わったところでダラダラとやるのではなく、アンコール最終曲の前、あるいは本編のユニットコーナーの後とか、そういうところでやった方がしまると思う。
キャプテンといえば、その岡田奈々を多くのメンバーが「なぁちゃん」呼びしていることには感心した。年上でも後から入った人は「珠理奈さん」呼びしているSKEなんかよりは風通しの良さを感じるし。
そして、コンサートなのに、メンバーのお見送りがついていた。劇場公演とかなら分かるけれど、コンサートでやるのはどうなんだろうと思う。結局、普段、握手会に通っているファンとメンバーが仲良くしているだけで、握手会に行かない観客にとっては居心地悪いんだよな…。
一応、自分はマスコミの世界にいる人間。つまり、プロだから握手会とかサイン会の類には行かない主義なんだけれど、こういう握手会常連が優遇される現場に行ってしまうと、なんだかなという気になる。
そして、メンバーがずらりと並んでいるのに、確認する間もなく、係員が肩を叩いてくるので推しメンの顔を確認できなかった…。
それにしても、ゆみりんは可愛いな。ちょっと頭弱そうだけれど…。
そういえば、フェス的なもの以外でSTUのライブを見たの初めてだな…。
そして、「
」って、STUのライブには欠かせない曲になっている気がする。