3ヵ月ぶりのハシゴ

 約3ヵ月ぶりに映画をハシゴした。こんなに長い期間、ハシゴしなかったのって四半世紀ぶりとかのレベルな気がする。

自粛要請により都内で土日の映画館の営業が休止になった3月下旬から非常事態宣言が出されるまでの約2週間は感染が怖くてハシゴする勇気がなかったし、今月になって都内の映画館の自粛要請が解除されて営業が再開されてからも、感染の恐れを意識したりとか、映画館で映画を見る感覚を取り戻せなかったりとか、マスクをしながらの鑑賞が辛かったりとかで、なかなかハシゴする気が起きなかったが、公開延期されていた作品が上映されたり、元々今月公開予定だった作品が予定通り上映されたりというのが増え出し、消化しきれなくなってきたので、久々にハシゴを決意した。

とりあえず、マスクしながら映画を見ていると、マスクが落ちてくるのは何故？苦しくて、無意識のうちに鼻で下におろしているのかなと思った。

それにしても、久しぶりに映画館に人が戻ってきたって感じだな。中国人観光客と豪華客船の乗客の話くらいに呑気に構えていた2月前半に比べれば空いているが、3月以降では最も人出が戻った週末になっているのでは？まぁ、半分程度の座席しか販売していないから、今の売り切れ間近というのは自粛モード以前の感覚でいえば座席に余裕ありなんだけれどね…。

先週までは新作にしろ再上映にしろ、穴埋め的な作品が多かったが、今週は新作では若者向けの「ソニック」、40代〜50代向けの「ランボー」という魅力的な作品があるし、再上映でもジブリ作品という映画マニア以外にも訴求する作品があるから、まぁ、人がやってくるのも当然といえば当然なんだろうが…。

ただ、20代〜30代が多いな…。現職都知事が感染者数が増えている要因と悪者扱いしているのに…。彼等の中には、新型コロナウイルスは単なる風邪って思っている人が多いのかな？そういう主張している都知事選候補もいるしね…。
まぁ、現職都知事は都知事選で自分が優位に立つために、3月下旬から5月上旬まではさんざん、危機感をあおっておきながら、告示日が近づいた途端、感染者が増えても何のアラートも出さなくなったから、奴の出すデータなんか信用ならないし、言うことなんか聞きたくないって思うのは当然だけれどね。

≪追記≫
シネコンのチラシ置き場、作品数が少ないな…。まぁ、連日都内の感染者数は結構な数字が出ているから、そりゃ、公開日なんて決められないよね…。
さらに、米国の事情を見ればハリウッド系なんて尚更、見通したたないしね…。