僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング
原作も読んでいないし、テレビシリーズも1話も見たことがない、映画の前作も見ていない。そんな人間に批判されれば、ファンが怒るのは容易に想像がつく。
だが、言わせてもらう。人類の8割が超人になった社会ではヒーローって必要ないよね。ましてや、この映画でも出てくるちょっとした人助けなんて全く必要ない。
2割が超人ならまだ分かるけれどさ。
あと、これは原作を読んでいる人やテレビ・前作映画を見ている人の中にも指摘している人がいるが、超能力を持ったヒーロー集団ってのは「X-MEN」のパクリだしね。
まぁ、米国でも前作映画はヒットしたらしいから、設定に矛盾があろうと、パクリがあろうと、この手のヒーローもの。特にジャンプの三大要素「友情」「努力」「勝利」が含まれているような展開のものは、どの国でも好かれるんだろうなというのはよく分かるが。
それにしても、パッと見、観客のほとんどが小学生高学年から20代前半だった。ぶっちゃけ、「妖怪ウォッチ」や「ポケモン」の映画を見るより、肩身が狭かった。
そして、相変わらず、高校生を「学生」と呼ぶアニメやドラマ、映画、コミック、小説が多い。中学生や高校生は学生じゃないんだけれどね。本当、日本のこういうジャンルに関わる人って無知な人が多いよね。