自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

ジュマンジ/ネクスト・レベル

まさかの感動作だった…。

それにしても、この感動パートを担っているWダニー、おじいちゃんになったな…。「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローヴァー、「ロマンシング・ストーン」シリーズのダニー・デヴィート、どちらも80年代カルチャー世代にとっては、重要な俳優だが…。

そして、ジャック・ブラック!中の人が男になったり女になったり変わるたびに演じわけしていて本当、見事としか言いようがない!

そして、オークワフィナ。彼女が演じるキャラは最初、アジア人蔑視では?と感じたりもしたが、最終的にはきちんと見せ場もあった。まぁ、今のハリウッド・メジャーであからさまな特定の人種に対する偏見満載の映画なんて作れないもんな…。

そして、音楽の使い方が前作同様うまい!

主人公が、バイト先の上司に叱られるなど、さんざんな目にあっている場面でクリスマス・ソングの名曲「It's The Most Wonderful Time Of The Year」を使うユーモアのセンスは素晴らしい!

それから、ガンズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」とビッグ・マウンテンの「ベイビー、アイ・ラヴ・ユア・ウェイ」が前作に続いて使われているのも良かった。

まぁ、予告で流れていたオジーの「クレイジー・トレイン」は本編には使われていなかったが。

ところで、本編の前に「ゴーストバスターズ/アフターライフ」、「チャーリーズ・エンジェル」「バッドボーイズ フォー・ライフ」の予告が流れたが、この「ジュマンジ」も含めて、ソニー・ピクチャーズは、過去の遺産のリブートや続編ばかりだな…。

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