自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 神速のALFA-X』

買い物ついでに映画始め。これで4年連続の元日映画始め。

ちなみに鑑賞した作品は

2017年「バイオハザード:ザ・ファイナル」

2018年「オール・アイズ・オン・ミー」

2019年「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」

そして今年は睡眠不足気味で眠いから上映時間が短い「劇場版シンカリオン」を選択。

めちゃくちゃなラインアップだ…。


それにしても、まさか、この「劇場版シンカリオン」が「シン・ゴジラ」と「シン・エヴァンゲリオン」を繋げる作品だとは思わなかった…。
林原も、みやむーも、岩男潤子も出てきたし…。
そして、よく考えたらテレビ版って、「エヴァ」絡みのエピソードしか見ていなかたった…。あと、ミクやChoo Choo Trainも出てくるし、やりたい放題だな。

ところで、鉄オタにしろ、アニオタにしろ、冷たい目で見られるのは変わらないけれど、でも、この四半世紀くらいの間で市民権を得られるようにはなったよな…というのを実感する作品だった。
そういえば、この作品に架空の鉄道路線図を子ども時代に作っていた父親の話が出てくるが、架空の路線図って、子どもの頃、作ったよな…。
まぁ、始発駅は自宅だったけれど…。

f:id:takaoharada:20200101163055j:plain

追記

12月に東宝東宝映像事業部含む)配給のアニメ映画(全てテレビアニメの劇場版)が4週連続で公開されたが、チラシ・ポスターのデザインが全部同じだな。

映画でも演劇でも何でも、日本の大手って、こういう、いわゆるブロッコリー配置のデザイン好きだよね…。多分、上の連中がこういうのでOKを出しやすいから、こういうのばかりになるんだろうね。本当、独創性がないな…。
背景には実写映画や演劇だと、主要キャストそれぞれの所属事務所から文句を言われる。テレビアニメの劇場版だと、それぞれのキャラクターやそれを演じる声優のファンから文句を言われるってのもありそうだな。だから、どれもこれも同じようになるんだろうな。

f:id:takaoharada:20200101163446j:plain