自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

ペット・セメタリー

1989年版をかつて、テレビの洋画劇場で見た時はすごく怖いと思った。勿論、その時、テレビを自宅で見ていたのが自分だけというのもあったのかもしれないが。

ところが、今回のリメイク版は多少はゾクッと来た場面はあったものの、30年前の作品のような怖さは感じなかった。というか、見ていてたるいと思った。

別にそれは、基本的なプロットが変わっていないせいではないと思う。基本は同じでも、携帯・スマホが登場したり、ネット検索で背後を調べたりといった具合に現代的な描写はあるので、古臭い内容に感じることはない。

でも、全体としてはイマイチなんだよな…。

まぁ、最近のスティーヴン・キング原作映画でいえば、ほとんど、異次元バトルものになっていた「IT/イット THE END」や「ドクター・スリープ」よりかは、遥かにホラー映画を見た感はしたが。

とりあえず、スタークローラーによるラモーンズをカバーした主題歌が一番の見所かな?(聞き所か…)

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