自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

第61回 輝く!日本レコード大賞

こういうこと言うと、米津信者に老害扱いされるのだろうが、「パプリカ」がレコ大ってさ、今年の全米ヒット曲でいえば、「ベイビー・シャーク」がグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーを取るようなもんだぞ…。それでいいのか?まぁ、取るとは思っていたけれどね。

あとさ、電話でも質問に答えていたら、それは仕事だろ!形だけの児童の労働を守っているフリすんな! 

 

‪音楽マニア的な話で言うと、レコ大候補10曲(優秀作品賞受賞曲)の中で一番レコ大というか賞レースにふさわしい楽曲はリトグリラグビー曲「ECHO」だと思う。「パプリカ」にしろ、秋元系にしろ、DA PUMPにしろ、好き嫌い抜きにして、ぶっちゃけ、遙か昔で思考停止したようなサウンドだが、リトグリのあの曲は現在の洋楽の世界に近い音なんだよな…。

 

ちなみに、新人賞のBEYOOOOONDSは超納得!

というか、ここ十数年で一番納得した結果だな。絢香以来か?

ところで、レコ大批判する際に、「いまだにレコード大賞って名称は…」って言う人が多いが、別にレコードはアナログ盤って意味だけじゃないからね…。自分の無知をさらけ出しているようなものだから言わない方がいいと思う。そんなこと言ったら米国のグラミー賞なんか「蓄音機賞」になるし…。

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