自腹批評

テレビ番組制作者が自腹で鑑賞したエンタメ作品を批評

歌舞伎町シャーロック

2クールものらしいので、半年分見てから書こうと思っていた。

少なくとも、1クール(年内分)の放送が終わるまではだまっていようと思ったが、さすがに11話の内容がだまっていられるものではなかったので、書くことにした。

今のご時世で、あのLGBTQ観はどうなんだろうと1話から思ってはいたが、今回の話はさすがにダメだろと思った。日本のアニメ関係者やアニメファンにネトウヨ的なのが多いのも納得。だから、こういう内容が何の問題もないって思われるんだろうな。90年代のクレしんの時代はまだ、そういう世の中ではなかったが、今の世の中ではダメでしょ!

あと、推理落語ってのも全然活きていない!全然落語をやっていない回もあったしね。落語で推理を語るってことは、伏線もたいして張られていないし、謎解きも全部、言葉で済ましてしまうってことだしね。ミステリーとしてもダメダメ。

腐女子向けの作品はダメなものが多いってやつの典型的なパターンかな。腐女子系は昔、ヤマなしイミなしオチなしの「ヤオイ」系って呼ばれていたが、本当、腐女子受けする作品ってそうだよね。イケメンキャラが登場し、人気男性声優が話していれば満足なんだろうな…。

f:id:takaoharada:20191221205656j:plain