映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!
何で「UFOフィーバー!」なんていうダサい邦題にしたのだろうか…。確かに劇中に登場する新聞の見出しに「UFO FEVER」という記述はあったけれどさ、どう考えても、原題の「ファーマゲドン」の方が良いタイトルだと思う。
その原題通り、いろんなSF映画のパロディやオマージュが満載だった。原題の元ネタはもちろん、「アルマゲドン」だし、「2001年宇宙の旅」ネタでは「ツァラトゥストラ」「ドナウ」の両方を使うのみならず、モノリスみたいなトーストまで登場して笑えた。それから、UFOと研究者の遭遇シーンは、もろ「未知との遭遇」だし、あの5音も使っていた。あと、「E.T.」のフライングシーンのネタもあった。他にも、秘密組織の女性エージェントは多分、「メン・イン・ブラック」だし、この女性絡みのシーンが泣けた!
さらに音楽の使い方がうまい!デタラメにUFOを操縦するシーンで化学兄弟の「アウト・オブ・コントロール」を使うなんて、ベタだけれど最高!
それにしても、字幕版とか吹替版といった概念のない洋画アニメーションってこれくらいだよな。
そういえば、チラッと「ウォレスとグルミット」出てきたな…。